【アート初心者実録記】作品を額装したい時に「取った行動」と「結果」について

額縁(アートフレーム)の選び方

初めてアート作品を購入しました。


所有したからにはそれを室内の良い場所に飾っておきたい!と思い「額縁(アートフレーム)」を探すことにしました。探すと行っても探し方からして分からなかったので、早速検索エンジンを使って調査したところ、どうやら「画材店」と呼ばれるお店で売っているらしい!ということが分かり、早速行ってみることにしました。Amazonでも色々沢山のものが安く売ってたのですが、いかんせん初心者なので、適正なサイズ感も分からなかったし、恥ずかしい選択をしたくなかったのでお店に行くことは迷いなかったです。


画材屋さんを幾つか廻ってみましたが、今回購入した作品が少し複雑な形状だったことも有り、サイズ感も含めて現物の作品が無いと話にならない・・・ということが分かってきたので、現物を持って最後に向かったのが明治時代から創業している老舗の画材屋さんです。

店員さんと相談

絵の具や筆の売り場を通り抜けて向かった先は額縁専用のフロア。明治創業と行ってもそこにいたスタッフの方は30代ほどの男性でした。フロアを一瞥して理解出来ることは、沢山合って良く分からない、ということ。お客さんも私以外には誰もおらず、早速相談させていただきました。まずは現物を出します。

作品を観た瞬間「おっ!」と唸った店員さん。作品の形状に驚いていたようです。


「初心者なんですけど額縁の相談出来ますか?現物持ってきました」と相談したところ、「もちろん良いですよ!」としっかりとした顔で答えてくれた店員さん。オタクというか、専門職風の受け答えで安心感を感じる接客です。作品を出すとおもむろに白い手袋を装着。なんだか良い雰囲気になって来ました(笑)。


しばし店員さん考えたあと、「この作品ですと2つの方法があると思います」との話し。

1)台詞取付型

1つめは一般的な台紙に取り付けるパターンの形。実際に簡単なデモで紹介して頂きました。色はさておき、作品を載せる台紙の上に作品を載せます。


その上で下の写真にあるように、周辺を四角く囲うような飾りを付けていきます。その上で額装していくというパターンです。ただ、この形式だと正方形や長方形などの角が直角の作品には良いのでしょうが、この作品(Oumaさん)だと、何となく不安定で収まりが悪いというか変形部分の処理が難しそうです。

2)フロート型

2つ目は「フロート」という方法で、作品自体を浮かした状態で額装する方法です。額の方もフロート額とかBOX額とかうかし額などと呼ばれるものが販売されているようです。見本の作品を持ってきて頂きましたが、確かに浮いていますね。

お店の照明が映り込んで見にくいですが、端の部分の微妙な風合いを見せたかった作品だそうです。


この方法だと、確かに作品の周辺に制約を受けないので良い感じで収まってくれそう。見た瞬間に「これで行きたいです!」と店員さんに申し出ました。気になるお値段の方を伺うと、オーダーだと約1万円〜、既製品だと5000円くらいと言うことで、作品がちょうど「はがきサイズ」と言うこともあって、サイズ的に良さそうな額を持ってきてくれました。色もナチュラルやホワイトの選べるシリーズだったので、どうやら良い感じに収まってくれそうです。


ちなみにAmazonでも販売されている作品ですね!お店で買うよりも安いです・・・。
店員さん、ご丁寧に「念のため簡単にお見せします」と言ってくれました。その場で簡単に作ってくれたのが下の写真。おう、なかなか良いじゃないですか!ということでこのフレームでお願いすることにしました。額縁代と設置手数料(2,000円)で1作品につき5,000円しない程度の金額です。


作品の固定方法も聞いてみたのですが、4点支持で作品に悪影響を与えないように額に固定させ、固定するパーツが横から見えないようにギリギリのポジションを見つけて行く、と言うお話しでした。作業期間として1週間、と少し長めですが、作業待ち作品が沢山あるようです。人気店のようですね。

完成

1週間待ち!と思ったら翌日に電話があり完成の知らせを受けました。他の急ぎ案件が後ろにスケジュールされたようで空きが出た模様です。すぐに受け取りに行ってきました。

店員さん、奥から箱を持ってきてくれてオープン!素晴らしい出来です!!完成品の出来映えが良かったからなのか、店員さんはご機嫌で色んな話をしてくれました。「作品はそれぞれ‘泳いでいる魚’と‘人の顔’とお見受けしましたので、こちら側が上に来る感じでしょうか?」と言われた時にはビックリ。プロ的にはそういう見方があるんだなぁ、と感心してしまいました。

また、フランスの画家「ジャン・デュビュッフェ」のような作風ですね、と言うコメントもあって、初心者的には未知のネタで動揺でした・・・。

完成した写真はこちらです。最初の写真は立体感を出すために斜めから撮影してみました。綺麗にフロートしており、バッチリな完成図ですね。

店員さん評「波の上を泳ぐ魚」。私はその上を行くコメントを5年で出して見せたいと思います・・・


2枚目の完成品は正面から撮ってみました。正面からでも立体的な作品に見えますね。それにしてもクオリティが素晴らしく大満足の額装です。作者のOumaさんにも連絡してみたら喜んで頂けました。良かった!

店員さん評「人の顔に見えますね」・・・。下部の切り抜けられた部分が「耳」という見立てです。私的にはその域まで達するのはまだまだ無理す!


額装されて仕上がった作品は部屋の中で嬉しそうに佇んでいます。アーティストと額装してくれた画材屋スタッフ2人のプロが作ったコラボ作品のよう。音楽で言うと楽曲を演奏するアーティストと仕上がった音をマスタリングするエンジニアさんの関係性に近い印象。

ありがとうございました、大切にします!