【2足で比較実験】ランニングシューズで走りはどう変化するか?〜Garminデータで解析してみた

シューズ2足での練習

本格的なマラソンシーズンを前に、怪我の予防的対応として練習用として2足目のシューズを購入しました。クッション性が高く足への負担が少ない柔らかいシューズ1足を加え、基本的に夏の間はずっとクッション性の高いそのシューズ〜ゲルフェザーグライド〜で練習を積み重ねてきました。

インソールの恩恵も受けながら、怪我の症状緩和に努めながらの日々。長めの距離を中心に何とかひと夏を越えたような状況です。

同条件でのシューズ比較

無事練習用シューズとして自分のものに出来たため、「2足で走りは変わったのか?」とふとしたタイミングで疑問を持ちました。それでは実際に走ったデータを比較してみよう!ということで、私が最近インターバル練習を行っているコース(全長で約2.34km)のデータを使って比較してみました。

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使用した機材はご存知Garmin(ガーミン)の名機「ForeAthlete 920XTJ」に「心拍計」を付けた状態で計測を実施しました。

なお、実際には既にシューズを変えて練習した「計測済みデータ」があったため、計測しよう!と思って計測したわけではありません。また、2走ともにその時点での最大パフォーマンスを発揮したものですので、手を抜くシーンや意図的にスローダウンするなどの事象は起こっておりません。故にほぼ同じような走力で計測した結果と考えております。※厳密には環境面的な側面〜気温差が若干ありましたが・・・。

2.3kmのインターバル練習での実測比較

下記、本番用の「ターサージール」と練習用「ゲルフェザーグライド」の比較となります。ガーミンコネクトの比較機能を使って並べてみました。

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主な比較結果として、下記にポイントを書き出してみます。

本番用シューズ「ターサージール」

本番用の軽いシューズ「ターサージール」から見た計測データの評価です。
  1. 平均速度(タイム)が早い
  2. 最高速度が速い
  3. 心拍数の変化は少ない
  4. ピッチ(spm)が数が高い※1分あたりの歩数
  5. 平均歩幅が長い
さすがですね、これだから大好きなシューズです!

分析

上記のデータからの仮説を下記に記しておきます。

(1)シューズの軽さから歩幅の差が出る

・シューズが軽いと足が出やすくなり歩幅が長くなる(4cm差が出ている)。また、接地時間も短い。1歩辺りの距離が稼げた結果、約2.4kmで47歩も差が出ている。

ターサージール:178spm×10分=1780歩

ゲルフェザーグライド:174spm×10分31秒(10.5)=1827歩

両者の差分・・・1827歩-1780歩=47歩

(2)スピード

平均速度は14,2kph(時速)と13.5kphで、0.7kph。同じ力で走っているにもかかわらず、1時間当たり700mの差が出ると言うことですね。軽いシューズはやはりスピードが出ると言うことのようです。

(3)フィーリング

一番私が重視したいフィーリング(感覚的な印象)ですが、両者ともに差を意識することなく一生懸命走ったので正直「明確にコレ!」というものはありませんが、軽い方の「ターサージール」は足が前にスッと出ていくことと、地面の衝撃を受けやすいと言うことがあります。

まとめ

当たり前の結果なのでしょうが、やはり本番用の軽いシューズの方が今回の「2.4km」というコースの場合には良い結果が出るようです。実際に走っている感覚も軽く、スピードに乗れているという感覚があり、気持ち良く走ることが出来ました。ただし、足への衝撃は両者でかなり印象が異なります。怪我などに気をつけたい場合にはスピードを追求していくよりも、故障をしないように足を守っていくことが大切なのではないでしょうか?

2足を上手く使い分けていきたいですね!