【生誕300年】「若冲の描いた生き物たち」を読めば若冲初心者でも理解が深まる。

 

若冲の生誕300年

2016年は若冲の生誕300年というメモリアルイヤーであり、春に東京都美術館で行われる展覧会は「東京初の大回顧展」と銘打つように釈迦三尊像」 (京都・相国寺)3幅と「動植綵絵」(宮内庁三の丸尚蔵館)30幅を一挙公開するなど、大きな盛り上がりを見せる1年になります。


 

 

若冲の描いた生き物たち本

 

そんな中、学研プラスより発売されたのが「若冲の描いた生き物たち」です。

 


 

今回の「若冲が描いた生き物たち」では、 秋篠宮文仁殿下、 小林忠先生 、小宮輝之先生、湯浅浩史先生、佐々木猛智先生、本村浩之先生が執筆に当たっており、それぞれの分野ごとに担当が分かれております。
構成は大きく2つあり、若冲の絵の素晴らしさを余すところ無く解説した「美術画集」の部分と、そこに描かれた生き物の生態や、そこから想像される人々の文化的側面にも触れた「図鑑」的な部分からなる、若冲の「生物観」に迫る一冊となります。

この「画集+図鑑」と言う部分が「学研」が強みとしているところの領域と重なり、この本の存在意義、価値を高めているのではないでしょうか。

 

 


 


 



 

視覚的にも解説的にも分かりやすく、初めて触れる方にも若冲の世界観がキチンと理解されることになるのではないでしょうか。