池井戸潤「陸王」のモデルは、きねや足袋の「MUTEKI」だった!

2017年10月15日〜 テレビドラマ放映開始!
初回視聴率:14.7%(関東)・16.2%(関西)


小説「陸王」

池井戸潤の著作「陸王」。
下町ロケットのような「池井戸ワールド」が展開されており一気に読了出来ました。「陸王」のような軽くてミドルフット、怪我の少ないランニングシューズがあれば私も喉から手が出るほど欲しいと思います。

モデルになったメーカー

作品中に出てきた「こはぜ屋」が作ったシューズ「陸王」、本当に実現出来たら素晴らしいですよね。色々と気になる点があったので少し調べてみたのですが、「陸王」のモデルになったメーカーさんが行田市に実在しておりました。「きねや足袋」さんというメーカーさんで、サイトを拝見すると次のような記載が見つかりました。
2013年4月 直木賞作家 池井戸潤氏が弊社を取材、小説すばる(集英社)連載『陸王』を執筆
間違いなくこのメーカーさんがモデルなのでしょうね。

シューズ「陸王」のモデルが実在した

そしてさらに陸王のモデルになったと思われるシューズが実際に販売されていたのです。その名も「MUTEKI 」!

これはちょっと試してみたくなりますね。
ソールは「天然ゴム」ですから、作品中に展開されていた特許技術とは異なりますが、つま先着地を意識した人間本来の走り方を意識した開発になっているようです。フルマラソンの大会で使うというよりも、練習で使ってみてフォームを確認したり修正したりという使い方になるのでしょう。
下記に商品説明の一文を転載いたします。

ランニング足袋「MUTEKI」とは?

ランニング足袋MUTEKIは伝統的な製法で仕上げた足袋そのものに、柔らかくグリップ力の高い薄さ5mmの天然ゴムソールを手縫いで縫い付けた新しいタイプの履物です。

従来の足袋型シューズやつま先の割れたデザインのシューズとは異なり(その他ランニングシューズも含む)、ソールにクッション等の保護材は一切使用せず、限りなく素足感覚に近づけました。MUTEKIを履いて走ると自然とつま先から着地するような感じになる為、人間本来の走り方を取り戻すツールの1つになります。

また、ソールの削れ具合や地面をとらえる際の足の感覚により、ご自身の体重移動を把握することで、無理のない範囲で走り方の改善をサポートします。

「人間本来の走り方〜」というところに「陸王」のエッセンスが感じられます。常用は出来ないとしても、フォーム改善などで活用する方も徐々に増えていくのかもしれません。

意外にリーズナブル

過去、東京マラソンや横浜マラソンのブースにも出展していたと言うことなので、マラソン用シューズとして、かなり力が入った商品なのでしょうね。しかも、販売価格が「約5,000円程度」ですから、昨今の1万円を超えるランニングシューズ市場から見ると価格的にはリーズナブルなランニングシューズです。
ちなみにこちらも作品中に出てきたシューズのひとつです。Vibram(ビブラム)は元祖5本指シューズとして既に一定の地位を築いているブランドです。マラソン大会でも比較的良く見掛けますね。

シューフィッターのモデルは?

そして、シューフィッター「村野尊彦」のモデルも実在しておりました。

現代の名工とまで言われる著名なお方で、駅伝の青学チームもサポートした実績があります。よろしかったら次の記事もご覧下さい。

テレビドラマ化決定

2017年10月期でのテレビドラマ化が発表されました。放送局はTBS、放送枠は日曜劇場という半沢直樹と同じ枠組みです。実際のMUTEKIが見られますね。楽しみに待ちたいと思います。