【セトリ&MC付】氷室京介「LAST GIGS」東京ドーム2日目で見た「美学と矜持」

2016年5月22日、氷室京介「LAST GIGS」東京ドーム2日目に参戦してきました。

途中、目をつむって聴いてみましたが、BOOWY時代とほとんど変わらぬ歌声だったのには驚きました。これまでの35年間、相当な努力と苦労があったことだと思います。

 

直前でチケット入手

今回は公演2日前にe+でゲットすることが出来ました。

「機材席開放」というタイミングでバルコニー席から観覧する事が出来ました。

よろしければ記事をご覧下さい。

【機材席開放】東京ドームバルコニー席「氷室京介 LAST GIGS」の場合



 

BOOWY楽曲のオンパレード

1曲目の「DREAMIN’」からTokyo Domeはフルスロットル状態!こんなにもバンド時代(氷室さんからBOOWYという言葉は出ませんでした)の楽曲がオンパレードになるとは思いませんでした。会場内の多くはBOOWY世代の30〜40代男性でしたので最初から大合唱。
バンドメンバーのギターソロは原曲を忠実に再現しておりましたが、あくまでも「4人」の世界観を壊さずに守っているかのよう。後半のMCにもある「矜持」に繋がっているのではないでしょうか?ソロ曲はアレンジを加えていましたので、とても清々しい演奏だったと思います。

楽曲リクエスト

公式サイトで発表されましたが、「LAST GIGSで聴きたい楽曲BEST20」に238,534票もの応募があったようです。そこにはきちんとこういった明記がされています。

「皆さまからの投票結果は、LAST GIGSの選曲考案の際に参考にさせて頂きます。」

恐らくソロアーティスト氷室京介のLIVEはあの「横浜スタジアム」で終わり、今回のLAST GIGSは私たちへの感謝の場なのかも知れません。そう考えればBOOWY楽曲が多かった理由は腹に落ちます。リクエストの票数は明記されてませんが、BOOWY楽曲のリクエスト数がかなり多かったのかも知れませんね。

【氷室京介】
1:LOVER’ S DAY
2:ANGEL
3:REVOLVER
4:The Sun Also Rises
5:DEAR ALGERNON
6:KISS ME
7:IN THE NUDE
8:SLEEPLESS NIGHT
9:Say something
10:SEX & CLASH & ROCK’ N ROLL
11:WILD ROMANCE
12:魂を抱いてくれ
13:ROXY
14:SUMMER GAME
15:WILD AT NIGHT
16:CALLING
17:IF YOU WANT
18:ダイヤモンド・ダスト
19:Be Yourself
20:ONE LIFE
【Boowy】
1:CLOUDY HEART
2:DREAMIN’
3:B・BLUE
4:MEMORY
5:LIAR GIRL
6:NO N.Y.
7:わがままジュリエット
8:IMAGE DOWN
9:ホンキー・トンキー・クレイジー
10:ONLY YOU
11:ON MY BEAT
12:LONGER THAN FOREVER
13:PLASTIC BOMB
14:MARIONETTE
15:唇にジェラシー
16:CHU-RU-LU
17:季節が君だけを変える
18:FUNNY-BOY
19:“16”
20:ハイウェイに乗る前に – TO THE HIGHWAY
 

JUST A HERO

個人的には6曲目に演奏された「ROUGE OF GRAY」の前にあったMCがとても印象的でした。

私が特に思い入れのあるアルバム「JUST A HERO」にまつわるエピソードです。そのまま抜粋させて頂きます。
氷室京介MC〜
「またしてもベスト盤を出したけど、35年の集大成として、出したんだけど、みんなのおかげで最後にまた1位になることができました。プロモーションの最初のほうは俺の具合が悪くてちょっと協力できないとかがあったんだけど・・・本当にみんなのおかげでまたてっぺんに押し上げてくれてうれしいです。

今日はそのベスト盤からも、バンド時代の曲もやるんだけど・・・比較的選んだ曲は『JUST A HERO』というアルバムからが多いね。『JUST A HERO』というのはライブハウスでやってた時代で、俺が一番ライブハウスで友達とわいわいやってた環境から、少しずつ大人へ子供から移っていく成長の時期につくったアルバムだったんだよね。このアルバムははじめて自分で、ベースとギターを買って初歩的な打ち込みで、苦労してデモテープをつくったことを覚えてる。今考えるとそのときの苦労がなかったら、こうして28年間歌ってることもなかったんじゃないかな。」

 
私はこのMCを聞いて氷室京介の「男の美学」を震えるほどに感じました。

氷室京介MC〜
「えー東京ドームは3日間あるんだけど、昨日は比較的調子がよくやらせてもらったんだけど、コンディションによってはめちゃくちゃ聞き苦しい時もあったかもしれない・・・」
「それで俺がステージを離れるっていうのでひとつきちんと説明しなきゃいけないと思ってて・・・。
真面目な話なんだけど、今までバンド時代の曲も聴いてもらったけど、みんなは俺の悪いところは真似してもらっちゃいけないんだけど、最近はスマートフォンが流行ったりでマルチタスキングじゃないけどいろんなことをひとつの機械でできる時代だけど、人間はひとつのことを必死にめちゃくちゃがんばるっていうことを、まぁこれからやめていく人間が言うのもどうだとは思うけど、悪いところは真似しないように・・・」
「俺が子どもの頃、矢沢さんに影響を受けて哲学が出来たんだけど、俺としては35年間必死にやってきたんだけど、このところ、英語でさPRIDEってのがあるじゃない?その意味は辞書で引いてもらうと、自尊心という意味と矜持ってのが出てくるけど、俺は自尊心でみんなにカッコ悪いところを見られるのがいやなんじゃなくて、恥ずかしいからじゃなくて、35年間のプロとしての矜持があってそれで辞めることを分かって欲しい。矜持ってのがわからない人は家でひいてみて(笑)。

比較的、不器用だけど35年間やってきて、俺のやってきたことが少しでも伝わってるからここに集まってくれて・・・俺は12の頃、ちょっと周りと馴染めないというか、阻害されてるっていったら被害者意識が強すぎるけど、大人になってまともな人間になれるかなって思ってて、もっと大げさに言えば俺のことを愛してくれる人はいるのかと思ってて、こうして今ツアーをやってみんなが集まってくれて、ひとつ辿り着きたかった場所には辿り着けたのかなというのが俺の気持ちです。本当に感謝しています!」

矜持とは?

さて、矜持とはどういう意味でしょうか?

辞書にはこう書かれています

矜持:自分の能力を信じて抱く誇り

ですが、ちょっとこの意味合いは若干正確性を欠くのではないかと思っております。

この辞書の意味合いに加え、「自分を抑制する」という意味が含まれると考えております。

今回のLAST GIGSを迎えることは「自らを抑制した上での誇り」を表現した氷室京介「男の美学」だったのではないでしょうか?

そう考えると、圧巻のステージを見ながら「まだ出来るでしょ!」と言うことよりも、「まだ出来るけど、これで終わりにすることの誇り」について重く受け止めると同時に、素晴らしい決断だったように感じざるを得ません。ますます偉大なアーティスト「氷室京介」を実感しました。

セットリスト

2016年5月22日のセットリストです。

圧巻でした!

 

01.DREAMIN’
02.RUNAWAY TRAIN
03.BLUE VACATION
04.TO THE HIGHWAY
05.BABY ACTION
06.ROUGE OF GRAY
07.WELCOME TO THE TWILIGHT
08.ミス・ミステリー・レディ (VISUAL VISION)
09.”16″
10.LOVE&GAME (Re-mix)
11.IF YOU WANT
12.LOVER’S DAY
13.CLOUDY HEART
14.PARACHUTE
15.BANG THE BEAT
16.WARRIORS
17.NATIVE STRANGER
18.ONLY YOU
19.RENDEZ-VOUS
20.BEAT SWEET
21.PLASTIC BOMB
22.WILD AT NIGHT
23.WILD ROMANCE

Encore
24.The Sun Also Rises
25.魂を抱いてくれ
26.JEALOUSYを眠らせて
27.ANGEL 2003

Encore2
28.VIRGIN BEAT
29.ROXY
30.SUMMER GAME
氷室京介 LAST GIGSツアーグッズ再販決定!