【脱水?貧血?】フルマラソン後の体調悪化における3つの対策・回復法とは?

マラソン完走後の異変

つくばマラソンを走っていました。

11月下旬でも走りやすい天気で気持ち良く完走することが出来ました。体に鞭打って追い込む事もそれほど無かったので、タイムは平凡なものでした。ゴール後も友人のゴールを街ながらストレッチしたり水分補給したり、私にとってはごく普通の大会になるはずでした・・・。

異変は電車の中で・・・

マラソンスタートは午前9時、ゴールしたのが12:50頃、その後連れの友人を待って合流後に荷物をピックアップ、研究学園駅までのバスが渋滞して研究学園駅に着いたのが14:30頃。14:33発の電車に乗り、幸いにも座れることが出来てゆっくりとしてあとは自宅へ帰路につくだけだったのでしたが・・・突如異変が起こったのは14:50頃でしょうか?突如目の前の視界が悪くなり、意識が薄くなる様な感覚に襲われました。以前宮古島トライアスロンで完走直後に襲われた症状と酷似しており、「脱水症状か!?」と瞬間的に察知するのでした。

‎電車に乗る前に自販機で購入した500mlペットボトルの「エネルゲン」を飲み、脱水だったらこれで良いだろうと高をくくってじっと回復を待つことにしました。しかし、症状はなかなか収まってくれません。そういえば、この時間だとゴールしてから2時間も経過しているし、ゴール後にもらったポカリスエットの500mlも全て飲み干しているし、果たしてこれは脱水なのだろうか・・・?と、意識が朦朧になっている間も自問自答しながら耐えておりました。
しかしその後も一向に良くなる気配もなく、しばらくしてまた意識が遠のいて行く中で隣の友人から名前を何度か呼ばれているのに気がつきます。どうやらしっかりと手に持っているはずのペットボトルが握力低下により傾き、中身を床にこぼしてしまっているようでした。この時点で、ようやく隣で休んでいる友人に症状を伝えられたのですが、目の前が赤く暗い色に変化して徐々に視力が失われるような感覚は何度も繰り返し襲ってきていて、意識が薄くなっていくたびに堪え忍ぶという状況です。おまけに汗が凄い量出てきていて、体の異変がさらに増えてきております。


ふと、水分を取っているのに治らないのは脱水ではないのかも知れない・・・、汗が出るのは水分が足りているのでは・・・?という疑問がわき、水分でなければ「塩分の不足か?」と言う仮説にいたり、絞り出すような声で友人に「塩タブレット持ってる?」と伝えるに至りました。友人はすぐさま、持っていた塩熱サプリを5〜6粒手に握らせてくれました。ゆっくりと1粒1粒噛み砕きながら体に入れていきました。少しして徐々に視界が回復していくようで霧が解かれていくように目の前のモノがはっきりと分かるようになり、あ〜、助かったかも・・・と言うところまで来ました。塩熱サプリ、スゲェ・・・。これで何とか家までたどり着くことが出来ました・・・。お疲れ、自分。

原因は?体調不良を回避する3つの方法

家に帰ってすぐにスポーツドリンクの摂取と塩分の効いた豚汁を食べて回復に努めてみました。もちろんベッドで横になってひたすら静養。風呂に入って綺麗になりたい気持ちはありつつ、まずは回復することを最優先にしました。

色々と自分なりに体験したことを調べてみた結果、3つの可能性にたどり着きましたので、今後のために書き残しておきたいと思います。今回は「ランニング後に意識が遠くなる症状に襲われた私の事例」についての方法です。個々のケースではこれに該当しない場合も当然あるかと思いますので、参考程度に確認下さい。

1)脱水

人間の80%は水分で出来ております。マラソンで失った水分をすぐに補うようにしましょう。目安は「おしっこが出るまで」飲むこと。そうでないと水分が不足している証拠です。マラソン中はトイレに行かないよう水分を調整する場合もあるかも知れませんが、そういった方こそ、くれぐれも水分摂取に意識を向けて頂きたいと思います。走っている最中は血液が巡っていますが、ゴール後に体の運動を止めた瞬間から血液の流れがランニング時と変化していきます。それによって急に症状が変化する場合もありますので、出来るだけゴール後は早めに水分摂取につとめて頂きたいと思います。ちなみにベストは「OS-1」です。宮古島トライアスロンで倒れた際には1本飲んでかなり回復しました。

2)塩分不足

今回経験した私の容体変化は恐らくこれに該当するのではないかと思っております。

塩分が足りなくなると、私たちの体の中では水分と塩分の濃度バランスを調節するために、水分を外に出ていくということが行われるそうです。マラソン後に水分を取るよう求めている体に対して、これはとてつもない悪循環ですよね。水分補給をしっかりしていても、塩分不足によって汗が出て脱水状態に引き込まれるということになる場合もあるようです。あのときに友人からタブレットもらってなかったらどういうことになっていたのか?今思うと非常に恐ろしく思います。塩分摂取は水分摂取と同様に超重要なポイントでした!塩、万歳!!

3)起立性低血圧(脳貧血)

起立性低血圧とは、血液が重力に従って下肢へと集まって溜まってしまい、血液が心臓へ戻れず、心臓から拍出される血液量が減って動脈圧が低下することが原因で起こるようです。これによって脳に届く血液量が減り、一時的な脳貧血が起こるとのことです。今回の私の症状に当てはまる部分もありそうですが、これによって汗をかくものではないようなので、発汗を伴ったという点で前述の「塩分不足」を疑う合理的な理由があると考えます。

起立性低血圧の対策としては「鉄分とタンパク質の摂取」が重要、ビタミンCでその吸収率を上げるという考え方が一般的です。鉄分はサプリでも取れますし、タンパク質は肉を食べましょう!
 

まとめ

マラソン完走後はどうしても肉体的な疲労に意識が偏りがちになってしまいます。翌日の筋肉痛を避けるためにもキチンと丁寧に行うストレッチは必要でしょう。ただし、内面的なケアはもっと重要です。今回の私のトラブルを是非参考に、キチンとした水分摂取に加えて塩分の摂取にも目を向いて頂ければ幸いに思います。

完走後のビールを気持ち良く飲むためにも取っても重要なアクションですよ!