【勝手にシューズ評価】montrailトレランシューズ「Fluidflex(フリューイッドフレックス)F.K.T.」

montrail(モントレイル)

今回ご紹介するのは米国シアトルに本拠地を置くアウトドアブランドmontrail(モントレイル)のトレイルランニングシューズです。同ブランドのトレランシューズは厚い支持を集めるトレラン界の雄と言っても良い存在です。

今回はmontrailの中でも最軽量のトレイルランニングシューズである「Fluidflex(フリューイッドフレックス)F.K.T.」をご紹介したいと思います。


 

F.K.Tシリーズ

montrailが出しているトレランシューズには「F.K.T」と名前がつくシリーズがあります。これは軽量でスピードを求めるために展開されているブランドです。

FKTは「Fastest Known Time」の略で、GPSデータを活用したタイムレースでも採用されている単語です。レース志向のシューズと言うことですから、スピード重視のランナーは要チェックのシューズであることに間違いないですね。店頭では同社の「Rogue(ログ)」と肩を並べて販売されているのを見掛けました。FluidflexはRogueより「10g軽い」と言うことになってます。※26.5cmで計量。

両者の価格は同一です。実際に履いてみると微妙な違いが分かります。


同社FKTシリーズ2足の比較としては、Fluidflexは軽量。Rogueはグリップ性にも配慮したモデルとのことです。靴底を比較してみたのが下の写真です。

試履きして走った時に印象の違いを確認出来ます。


今回ご紹介する「Fluidflex(フリューイッドフレックス)F.K.T.」はスピードを求め、記録に挑戦するランナーのためのFKTモデル。そんな軽量で俊敏なトレイルシューズをレビューします。

シューズ確認

それではシューズの写真を見ながら追いかけていきましょう。「Fluidflex」のカラー展開は数種類ありますが、私が購入したのは下の写真です(他のカラーは文末にAmazonリンク)。グレーとイエロー、黒の3色を使った配色で黄色の面積が少ないため落ち着いた印象に見えます。黄色が主張している派手な「Rogue」よりも個人的には好きな色。デザインも良い感じです。


シューズのヒモも黒と黄色の2色使い。細かいところにデザインのセンスが光ります。シューレースはナイロン製ですね。シューズのヒモを格納する仕組みは搭載されていません。


つま先部分をアップで映してみました。アッパー部分はメッシュ仕様ですが比較的厚めの生地が使われています。トレイルシューズらしく、軽量で有りながらも全体的にしっかりと作られている印象です。激しい動きが中心のトレラン環境にも耐えられるという安心感が伝わってきます。


踵の部分のサポート力も強すぎず弱すぎずと言うバランス。シルバー部分はリフレクションになっています。この部分のデザインや作りはかなりオシャレなテイストです。アメリカのメーカーと言うよりもイタリアっぽい感じがします。


シューズの裏側も見てみましょう。ソールは突起部分がそれほど主張しておらず、ランニングシューズに近いようなセッティングですね。グリップ力はそれほど強くは無いと思われます。それにしても3色の配色が徹底して意識されていますね。クール!

重量

実際に重量を量ってみました。今回は28.5cmのシューズを使用しましたので念のためご注意下さい。

軽量を謳うシューズで有りながらインソールの重量は「31g」と意外に重めの部類です。インソールを良く見ると2枚の素材を貼り合わせたような構造になっていますね。2枚の素材はそれぞれ別素材になっていて、足が横に振れないように滑り止めに配慮しながら作られているようです。両サイドが盛り上がった立体構造で、サポート力も強めてくれそうですね。


シューズ本体の重量は「248g」。以前にご紹介したasicsのトレランシューズ「GEL-FujiAttack」が348gだったので、なんと片足で100gも軽量と言う凄さです!私がよく平地で使う「GELFEATHER GLIDE (ゲルフェザーグライド)」でも271gでしたから、トレイルシューズにしては相当な軽量っぷりです。



装着インプレッション

実際に装着してみました。軽いけど軽すぎない感じですね。若干タイトな印象もありで、幅の狭いスリムタイプがフィットする傾向の私にはジャストフィットしている第一印象。トレランは横幅のフィット感を軽視していると痛い目に遭うので私にとっては相性が良さそうです。

また、軽量だけれどターサーのようなソールの薄さではなくしっかりとトレイル用の厚みを残しているので山用のシューズと言うことを認識させてくれます。なかなか良さそうな雰囲気ですね。

走行インプレッション

実際走行してみた印象は重さが似通っているせいか「GELFEATHER GLIDE (ゲルフェザーグライド)」のような印象です。ここ最近ずっと「GEL-FujiAttack」を履いていたので思わずにやっと笑ってしまうほど。やっぱりシューズが軽いと足が良く動きますね。「GEL-FujiAttack」が足を持ち上げながら走るとすると、「Fluidflex F.K.T.」は反発力のフォローを貰いながら走れるシューズです。両者間の比較ですと、間違いなく速く走れるのは「Fluidflex F.K.T.」ですね。

反面グリップ力については若干不安を感じます。ソールの厚みも有りクッション性は一定のレベルにあるのですが状況によってはグリップしづらい場面にも遭遇しました。この辺はレースによってシューズの選択を迫られる場面がありそうですね。

まとめ

ガッツリと重めのシューズを装備して走るトレイルではなく、高速のトレイルレースや練習時に使うシューズなど使うタイミングを選べばとても面白いシューズです。個人的には東京近郊の山〜陣馬山、景信山、高尾山周辺〜などで使ってみたいシューズですね。

店頭や通販で試し履きを行い、履き心地を確認しながら選択してみてはいかがでしょうか。