市民マラソンランナーにとって陸連登録のメリットとは?

陸連登録とは?

陸上連盟に登録している選手の数が右肩上がりになっています。


陸連は各都道府県にそれぞれあります。登録できる都道府県は居住もしくは勤務している都道府県です。東京都陸連への登録は東京都に住居があるか、勤務先があれば可能です。

登録方法は?

基本的には各陸連の窓口で手続きが可能ですが、個人の場合ですと、インターネット経由で申し込みが可能です(東京都の場合)。

下記サイトからクレジットカードで登録出来ますので、即時入会が可能です。

登録料は?〜東京都の場合

東京都の場合ですが、申し込み料金3,100円に手数料350円を加えた合計「3,450円」です(個人申し込みの場合)。

期間は毎年4月〜翌年3月までの1年間となります。登録料は年度単位ですので、例えば10月に登録すると、10月〜翌年3月までの6ヶ月間の有効となります。毎年3月初旬から申し込みが開始されるので、早めに登録手続きをするとお得です。

登録のメリットとは?

登録のメリットは幾つかあります。

1)公認記録を取得出来る

記録を目指すランナーは「陸連公認記録」としてタイムが認められます。

ただしその条件は以下の3条件が必須ですので注意が必要です。
①現在住んでいる(勤務先でも可)都道府県の陸協に、日本陸連への登録を申請し

②日本陸連またはその傘下にある都道府県陸協などが主催する

③日本陸連 公認の競技場もしくは公認コースを使用した大会に出場すれば

その記録は公認記録となる。

この①から③の全ての条件を満たしていないと、公認記録を取得す ることはできない。大会の中には、公認コースを使用していても、②の条件を満たしていない大会も多く、国際マラソン出場のための参加標準記録突破を目指し て大会に出場するランナーは、注意が必要。

2)陸連公認のマラソン大会で前列ブロックに入れる

陸連の公認マラソン大会であれば、最前ブロックからのスタートが可能です。陸連登録されている市民ランナーはこのメリットを目的として入会しているのではないでしょうか?グロスタイム(スタートしてからゴールまでのタイム)を早くしたいランナーは少しでも前のブロックからスタートしたいですからね。

ただし、陸連登録者が増えたことによって近年では必ずしもそういう設定ではなくなってきているようです。例えばつくばマラソンでは「陸連登録エリア制限タイム」という設定もあります。
※マラソン:3時間30分、30km ロードレース:2時間20分、ハーフマラソン:1時間35分

2016年2月開催の東京マラソンでは、これまで「陸連登録=Aブロックスタート」だったのが、Bブロックに移されました。これは、Aブロックスタートを「エリート選手」と設定したからと思われます。

いずれにしろ、マラソンブームによってタイムの遅いランナーが登録されるようになって来たのが一因なのかも知れません。入会には注意をされた方が良いかも知れません。

3)公認審判員として登録できる

審判員を目指す方は入会が必須です。講習会や資格試験など、登録が前提となりますのでご注意下さい。

新しい動きも

2016年6月開催の「サロマ湖ウルトラマラソン」の新ルールにも注目です。

今まで出場者全員に認められていた「スペシャルドリンクの設置」が陸連登録者のみに限定されました。運営上の問題が出てきているのでしょうが、波紋を呼びそうな決定かも知れません。これによって他の大会にも影響が波及してくるのでしょうか?

変化の兆し?

2016年東京マラソンの出場時、陸連登録していた私のスタートブロックは「Bブロック」でした。しかし、私より少しタイムの遅い走力の友人が2017年の東京マラソンで指定されたブロックは、なんとEブロック」。何かが起こっているのかも知れません。今後の推移を見守りたいと思います。

まとめ

いかがでしょうか?

福岡国際マラソンや別府大分毎日マラソンなど、出場資格をタイムで厳しく設定している大会への出場を臨んでいる方なら入会はマストと言って良いでしょう。グロスタイムを少しでも縮めたい方は前列ブロックからのスタートはお金を払ってでも叶えたい願望でしょう。

また、サロマ湖ウルトラマラソンのスペシャルドリンク(コース中2箇所!)も入会の大きなメリットとなるのではないでしょうか。厳しい100kmマラソンの補給問題はレースに大きく関わってきます。

これからも幾つかの大会で「陸連登録によるメリット」が出てくるかも知れませんが、2017年の東京マラソンのように持ちタイムが遅いと前列ブロックには入れるのか微妙なこともありそうですのでお気を付け下さい。

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