【南アルプスでテント泊】北沢峠「長衛小屋」は甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳登山に至便で超快適!

8月後半の週末、南アルプスの甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳登山を目指し、北沢峠の長衛小屋のテント場で2泊してきましたのでレポートしたいと思います。

長衛小屋

長衛小屋は南アルプス林道バスの「戸台口」バス停から約50分乗車して降りる「北沢峠」から歩いて約10分に位置します。国立公園の中にある小屋なので、北沢峠に入るにはバスが唯一の交通手段となります。冬期にはバスが走っておらず、約7〜8時間も掛けて登るしかないという、なかなか大変な場所にあります。


北沢峠のバス停を降りるとすぐに「こもれび山荘」と言う山小屋がありますがテントを張れる場所は無く、少し下った場所にある「長衛小屋」まで歩いて移動することになります。


バスの時間が最終便だったため、テン場に入った時間は木曜日の15時頃。既に先客が結構いました。テン場のキャパは約100張りと言うことですが、およそ半分くらい埋まっているという感じでしょうか?長衛小屋に近い場所から埋まって来るようです。
受付は長衛小屋の入口付近にあって1人1泊で500円、2人で2泊すれば2000円という料金設定です。受付表に氏名や山の予定を記載して提出します。


テン場のすぐ横には沢があり、夏場でも冷たい水を感じることが出来ます。水浴びをしている人もいましたが結構寒そうでした。東京の気温が30℃を越える気温の日でこの場所は約20℃という涼しさです。水の流れる音が少し大きいため、テントを張る位置には気をつけたいところですね。


長衛小屋のテント場の良い点は、なんと言っても水場がしっかりとある点。水源が豊富で、まさに南アルプスの天然水が幾らでも飲めるということです。 行動前にはしっかりと水を補給しておきたいところです。ペットボトルでも構いませんが、出来ればハイドレーションパックを持っておきたいところです。アウトドア料理などにも便利に活用出来ます。

水ばかりではなく、ビールやお酒関連も販売されているので、手ぶらで行っても飲食が可能。ビールはジョッキで提供されています(混雑時を除く14時まで)。大ジョッキが900円ということで、快適なアウトドア空間が用意されています。ちなみにプラカップを選ぶことも出来ますが、ビールの量はジョッキを注文した方が明らかに量が多くお得のようです。


北沢峠という場所は甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の中間地点に位置するので、どちらの山を目指すにも好立地の場所です。天候や目的に応じて小屋に泊まると言う選択肢もあるかと思いますが、「こもれび山荘」か「長衛小屋」を中心に選んでいくことになるかと思います。


テント場は静かで快適。駒ヶ岳方面も仙丈ヶ岳方面も視界に入るため、天気の様子を確認することが可能です。夜は綺麗な星空を眺めることも出来ました。

唯一の不満点は携帯電話の電波が繋がらない点です。天気予報を見ることが出来無いので、この点の改善が求められます。仙丈ヶ岳では5合目付近でようやく電波が捕まりました(docomo)。

 
客層はシルバー世代から学生まで幅広いです。3000m級の登山がアプローチしやすいとあって、山の初心者が多いような印象。そのためマナー的におや?っと思うような場面にも遭遇します。上級者にはストレスを感じるところもありそうです。とはいえ、夏休みにもかかわらず子供はいませんでした。皆で楽しい山の時間を過ごしたいですね。