【TJAR2016装備】出場選手が使用する人気アイテムを紹介〜シューズ編

TJAR

トランスアルプスジャパンレース(TJAR)は総距離415km、累積標高25400m、制限時間が8日間に及ぶ日本海から太平洋までの縦断レース。あまりにも過酷なレースである事から厳しい選考会、予選会によって選ばれた選手だけが挑戦権を得るものです。

今回は「TJAR2016 大会報告書」の出場全29選手の装備をまとめ、主立った装備品を紹介していく企画となります。

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シューズ編

過酷なTJARを走破する上で大きく関わってくるシューズ選択。トレイル用シューズ市場には多くのブランドが参戦しておりましたが、全29選手の装備リストを整理確認してみると以外で面白い結果が出てきましたのでご紹介させて頂きます。トレラン愛好家にとっては注目すべきデータかも知れません。

THE NORTH FACE:使用選手×6名

トランスアルプスジャパンレース(TJAR)大会の協賛スポンサーである「THE NORTH FACE(TNF)」。様々な出場選手の装備リストに幅広いカテゴリで登場してきます。この「シューズ」カテゴリでも使用選手数TOPを誇っております。確認する範囲では「モニター使用」という記載もあり、読み取る範囲ではメーカーさんからの無償提供があった模様です。そういった事情もあるので参考程度に知っておいた方が良いかも知れませんね。

adidas  adizero mana7:使用選手×6名

正直意外だったのがこちらの「adizero mana」シリーズ。私もロード用に使っておりました。主にサブ4レベルのランナー向けに作られているロード用のマラソンシューズです。さきほどの「THE NORTH FACE」が協賛スポンサー関連のアイテムであった点を考慮に入れると、実質こちらのmanaがTJARのシューズランキングトップ!と言うことになるかも知れません。

どの選手もグリップ力の評価が高いようです。それから軽量、安価と言う点について触れる方も多かったです。履き潰してしまうことの多いTJARランナーとしては、機能や耐久性はもちろん、買い替え頻度の多い選手からすると価格面でのメリットにこだわる方も多いのでしょう。

ただし注意しておきたい点は必ずしもトレラン用として販売されている商品では無いと言うことです。走り慣れているランナーでない場合、このシューズ選択については慎重に判断する必要がありそうですね。

asics:使用選手×5名

ランニングシューズ業界ではトップに君臨する「アシックス」。トレラン用にもシューズの開発を行っており、ここTJAR選手からも一定の支持を集めているようです。モデルは「GEL-FujiAttack」が最も多かったですが、中にはロード用シューズの名作「GT2000ニューヨーク」を使っている選手もいて驚きました。

HOKA:使用選手×3名

新興メーカーの「HOKA(ホカ)」はフランスとスイスとの国境近くにある町に本拠を置くスポーツシューズメーカーです。トレイルランニングが盛んな町から生まれたシューズと言うことで、折り紙付きではありましたが、最近ではウルトラマラソン大会でも使用者が徐々に増えているのを見掛けております。独特の厚底ソールは好みが分かれるところでしょうが、ゆりかご状のソールは疲労軽減に繋がっていくとの話しを良く耳にしますので、私も非常に注目しているシューズの1つです。

HOKAユーザーは前半STINSON・後半BONDIや前半チャレンジャー・後半クリフトンなど、使い分けている選手が目立ちました。

La Sportiva:使用選手×3名

Sportivaは私も登山靴でお世話になっている、ヨーロッパはイタリアの老舗メーカーです。今大会で優勝した望月将悟選手も「チーム・スポルティバ」に所属しています。イタリア産らしい洗練されたデザインが印象的で、とてもオシャレなブランドイメージを持っております。Sportivaシューズは下にリンクを付けた「AKASHA」と「ULTRA RAPTOR」の2モデルが記録されていました。
 

DynaFit:使用選手×2名

DynaFit(ディナフィット)はヨーロッパのスキーブランドですので、あまりご存じないのでは無いでしょうか?私も正直良く分からないブランドです。販売店も限られているようですが、Amazon見ると結構強気の販売価格帯ですね。
 

TECNICA・INOV-8・ブルックス・Montrail:使用選手×各1名

TECNICAは日本には最近登場した新しいブランドです。
HOKAの対極に位置するINOV-8(イノヴェイト)は素足感覚で走れる最近のトレンドシューズです。 ナチュラルランの支持層も一定数いるようですね。
一方では老舗のブルックスやモントレイルを使っている選手もいます。
ブルックスはアメリカのメーカーですが、トレランシューズの評価も高いブランドのようです。
モントレイルはトレランシューズ売り場を席巻しているブランドですが、わずか1足に留まりました。そういえばもう一つの雄「SALOMON」は1足も入ってませんでした・・・。

※シューズ選びのポイント

その他、シューズ選択に関わる上で各選手がどう判断しているのかなどのポイントも参考になります。
  1. ロードを意識して軽量のシューズを選択している選手が
  2. 浮腫みを考慮して0.5cm大きいサイズを選択している。
  3. トラブルを考慮して2足以上用意(デポに預ける)。※実際にシューズのソールが両足とも剥がれた選手もいました。
 

さて、今回お届けしたのは「シューズ編」でした。続いてのページは「ソックス・インソール編」です。