【TJAR2016装備】出場選手が使用する人気アイテムを紹介〜トレラン用ザック編

TJAR

トランスアルプスジャパンレース(TJAR)は総距離415km、累積標高25400m、制限時間が8日間に及ぶ日本海から太平洋までの縦断レース。あまりにも過酷なレースである事から厳しい選考会、予選会によって選ばれた選手だけが挑戦権を得るものです。

今回は「TJAR2016 大会報告書」の出場全29選手の装備をまとめ、主立った装備品を紹介していく企画の3回目となります。




ザック編

様々な装備や飲食物、所持品などを入れるザック。どんな悪い状況、コンディションでもモノを安全にしっかりと携帯すしていく機能を担う重要なアイテムです。

THE NORTH FACE FP 25:使用選手×5名

トランスアルプスジャパンレース(TJAR)大会の協賛スポンサーである「THE NORTH FACE(TNF)」。各選手の記述を見ると、各選手に対してモニター品の提供を行っていたようです。スポンサーでなかったらどれだけの選手がこのザックを選択するのでしょうか?そういった所も興味深く感じます。

OMM Classic25(32):使用選手×5名

Original Mountain Marathonの略称「OMM」。イギリスの「Original Mountain Marathon」レースで快適で素早く行動するためのギアを開発しているメーカーです。

 山と道MINI2:使用選手×4名

一部モニター使用選手も含まれる「山と道」ブランドのザックです。私が注目しているハイカーのためのガレージブランドです。セミオーダーでも作ってくれるメーカーさんです。

TERRA NOVAレーサー20,25:使用選手×4名

イギリスの「テラノバ社」が作る超軽量トレイルレース向けバックパックです。私も店頭で触ってみましたがとにかく軽くて耐久性に不安を感じるくらいでした。

藤枝のザック職人植田さんオリジナル:使用選手×2名※望月選手含む

優勝した望月選手、男澤選手が使っているザックは「藤枝のザック職人植田さん」が作る完全オーダーメードのザックだそうです。大変恐縮ですが、このザックの情報を知ることが出来ません。軽量で選手の細かい要望に応えるカスタマイズが施されているザックのようです。

Berghaus Hyper 22:使用選手×2名

バーグハウスはイギリスのブランドです。余り良く知りませんが、デザインが良くてなかなか格好が良いザックではないでしょうか。

パーゴワークス:使用選手×1名

パーゴワークスは2011年にスタートした日本のアウトドア・ブランドです。機能性を追求しながらも、既成概念にとらわれないユニークな商品開発で知られています。

Montane Dragon 20L:使用選手×1名

Answer4「FOCUS R」:使用選手×1名

日本のメーカーでオリジナル製品は全てハンドメイドのようです。とても気になるメーカーです。

GRANITE GEAR VIRGATE26:使用選手×1名

GRANITE GEAR(グラナイトギア)は米国のブランドです。

OGAWAND Acperience+Activist harness:使用選手×1名

OGWAND(オグワンド)も日本国内のハンドメイドにこだわるガレージブランドです。自分だけのザックが欲しいと言うニーズは一定の層あるようです。こういった小さなメーカーが増えているようですね。

ザックカバー

今回のTJARは天候に恵まれたようですが、防水防汚はもちろん、荷物の落下防止、脇に何かを挟む、下部にゴミを一時保存など、ストレッチバックの役割も果たすので欠かせないのが「ザックカバー」です。SEA TO SUMMITの他には「モンベル」のザックカバー人気がありました。

まとめ

私の想像以上に各選手のザックは様々なメーカーに広がって使われておりました。制限時間の8日間ずっと行動を共にするわけですから、体へのフィット感はもちろん、使い勝手や取り扱いやすさなど慎重に選んでいく必要があります。既製品という選択肢の他にオーダーメードにこだわる選手も多くいたのはザックが非常に重要なアイテムだと言うことなのはないでしょうか。また、各選手25リットル級の大きさにまとめていることがポイントですね。25リットルでツェルトやシェラフカバー、マットなどのかさばりそうなアイテムをパッキングするわけですから驚きです。さすがTJARの出場選手ですね。最も大きいザックでも32リットルでした。削りに削って選択したアイテムで挑むレースの凄味を垣間見えた点で、今回の資料はとても参考になるデータでした。