【山と道】バックパック「MINI」2017年版のインプレッション

 MINI

山と道の名作バックパック「MINI」。1~2泊のハイキング・登山なら迷わずこれをチョイスしたいザックです。10年前に比べればかなり軽量で小型化しているアウトドア用品ですから、ザックも軽量で全く問題ないと思っております。収容能力は25l(リットル)〜30lと言うことで少々物足りなさを感じるかも知れませんが、実際にパッキングしてみると意外なほどにモノが入ることを体感できます。ウルトラライト(UL)ブームにも乗ってアウトドアユーザーからの圧倒的な支持を集めているようです。

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フロント面

私が大好きなのがこのフロントポケット。かなりの容量が入ることに加えて、ダブルスライダーで開閉に対するストレスが無くて快適にアクセスできます。止水ファスナーという点も良いですね。2016年から耐久性を高めるためにファスナーのサイズが3号から5号に大きくなって改良されたようです。開口部付近に設置されたフックも気が利いていてますね。

ザック内部

ザックの内部は1気筒でMINIだけに細身です。背面には大きなポケットが背面パッドが収納されるスペースとして設置されています。


背面パッド(ミニマリストパッド)は四つ折りになって収納されています。後述しますが、良くも悪くもこのパッドの存在がMINIの大きな特徴として挙げられるのだと思います。


ミニマリストパッド

背面パッドは「ミニマリストパッド」と名付けられ、軽量ザックのフレームとして大きな役割を担っております。

背面にはフレームとして四つ折りにしたミニマリストパッド(45 x 90 x 0.5cm / 43g)を入れています。背面フレームはもっと硬い素材の方が快適に背負える重量は増えるのですが、~8kg程のパックウェイトであれば四つ折りのミニマリストパッドでも充分だと考えています。より快適に重い荷物を背負いたい場合は、もっと硬い素材のフレームに入れ替えてください。取り外したミニマリストパッドはスリーピングマットやその補助としてお使いいただけます〜公式サイトより


一点確認しておきたいのは「MINI」が防水ザックでは無いという点です。下の写真にある通り、ロゴの付近にもループが通っている穴が取り付けられていますが、この穴はメインの収納エリアに直結しています。よって、ザックにモノを入れる際には防水のパックライナーやジプロックなどを駆使して収納していくことが必要ですね。

サイド

サイドポケットは両面に付いていて、500mlのペットボトルが片側だけで2本も入る容量です。ストレッチする生地が使われているので、伸縮性があってモノを入れるとフィットしてくれます。遊びを作らない構造が嬉しいです。

ハイドレーション

ハイドレーションにも対応しており、穴は両サイドに作られています。ホースの向きや太さに影響されないような作りになっています。ハイドレーションユーザーとしては嬉しいですね。ハイドレーションパックの収納は前述した背面パッドを収納しているポケットでも良さそうですが、1.5リットルほどのパックとなるとメインの収納室に入れた方が良いかも知れません。


 

底面

底面は強度の強い防水生地を使っており、安心して地面に接地させることが出来ます。

付属品

付属品はブレ防止のためウエストベルトと補修用のリペアテープが付いております。

走ってみた

実際に数キロの荷物を入れて走ってみました。荷重のバランスが高めでなかなか安定して走ることが出来ました。予想以上に体に張り付いてくれます。TJARでも多くの選手に使われた「MINI2」ですが「MINI」でも走れることが分かります。

マイナス点

どのザックにも共通している背中・背面の蒸れ。山と道「MINI」が素晴らしいザックであると感じるほどに、背面の蒸れをの強さを感じております。ザックの宿命なのかも知れませんが、取っても気になるレベルの状態ですので残念ながらこの問題に触れざるを得ません。使用しているユーザーの方であれば同じ意見を持つ方は少なくないでしょう。推測ですが、恐らく「ミニマリストパッド」による影響が大きそうです。四つ折りの密度が濃い背面パッドが災いして、熱の逃げ道が無くなっているような感じがしまう。メーカー「山と道」もその点を認識しているようで、蒸れの少なくなるパッドをオプション品として販売しています。

まとめ

現在はなかなか入手が困難な山と道の「MINI」。お値段は27,540円ということですが、良質な生地を使っていることや痒いところに手が届くバックパックの設計などトータルの完成度の高さを感じる商品です。何よりも「背負いやすさ」が素晴らしく良くて普段使いにも十分対応出来る商品です。山に入るとmont-bell(モンベル)等有名メーカーのウェアやザックが咲き誇っている昨今、山と道の「MINI」を携えてアウトドアな体験をしてみると、もっと快適で楽しい世界が待っていると思います。