【山と道】バックパックの背面パッドにブレスエアを採用すべき理由とは?

山と道

日本のアウトドアガレージブランドを牽引する「山と道」。中でもそのバッグパックの支持は厚く、国内でも壮絶なレースで有名な「TJAR」でも複数選手が使用しているほどの勢いを持っております。


私も最近、軽登山&街中での使用を想定してバックパック「MINI」を購入しました。素晴らしい製品で完成度の高さを感じております。

ミニマリストパッド

山と道のバッグパックは「軽量」を売りにしていることで、基本的にフレームを採用していない構造になっています。強化プラスティックや芯を入れるなどして、重い荷物を収納する際に出来るだけザックを崩さないようにするのが一般的なザックですが、山と道は「ミニマリストパッド」と称されるモノを背中が当たる部分に差し込んでいます。「MINI」で言うと下記写真のような四つ折りのパッドが内蔵されています(付属品)。

背面にはフレームとして四つ折りにしたミニマリストパッド(45 x 90 x 0.5cm / 43g)を入れています。背面フレームはもっと硬い素材の方が快適に背負える重量は増えるのですが、~8kg程のパックウェイトであれば四つ折りのミニマリストパッドでも充分だと考えています。より快適に重い荷物を背負いたい場合は、もっと硬い素材のフレームに入れ替えてください。取り外したミニマリストパッドはスリーピングマットやその補助としてお使いいただけます。〜「山と道」公式サイトより抜粋

不快な蒸れについて

2017年4月〜5月の街中をMINIと一緒に自転車や歩きでたっぷり使ってみました。軽量で取り回しの良いザックとして、高い評価を与えたいのですが唯一気になるのは「背面の蒸れ」です。ミニマリストパッドが断熱性能の高い素材を使用しているため、どうしても熱がこもる構造なのです。コレには本当に参りました。スリーピングマットとして使用する場合には良い作用をするのでしょうが、断熱性能はザックを使用している状況では全くもって必要のない存在ですよね。

もちろんメーカー側も認識しているようで対応を打っています。その対応策が「ブレスエア」という選択肢で、公式サイト上でオプション販売しているのです。

ブレスエア

ブレスエア」は東洋紡が開発したクッション材。敷き布団を中心に広く一般に使用されている機能性素材です。私も実際に入手してみました。写真の見た目以上に固くできています。

固くてしっかりしている作りです。


ミニマリストパッドの代わりにこのブレスエアを1枚入れてみました。大きさは約500mm×約235mmで厚みは20mm の重量にして「120g」です。ミニマリストパッドより重量は約80gプラスされますが、それほど重さは感じません。4つ折りにしたミニマリストパッドと厚みも同等レベルなので、背面内部のポケットにもスルっと収納されます。2つのパッドを無理矢理収納させようとしましたが、さすがに入りませんでした。強度は落ちるものの、ブレスエア1枚でも比較的しっかりとフレーム的な役割を担ってくれます。

実際に使ってみた

ブレスエア1枚入れて実際に使用してみました。感想は・・・「明らかに違う!」

ミニマリストパッド使用時に感じていた熱が籠もって背中が暑くなり汗を搔く現象が大幅に改善されました。明らかに効果があるようです。これは付属品にして良いレベルで、ミニマリストパッドかブレスエアか選択できるようになれば良いのに・・・、と思ってしまいます。と言うことで、もう春時期からブレスエアを突っ込んで使用しております。

私のオススメスタイル

とはいえ、ミニマリストパッドを無視することではありません。このパッドは状況によって素晴らしい役割を負ってくれます。クッション代わりにお尻に敷いて使うこともありますし、ザックを強くしてくれるフレームの役割にも機能してくれます。軽量(43g)だけに中に入れておいてストレスのないアイテムです。私は下記のように内部の背面側にいれてブレスエアとの両刀使いで使用しています。

まとめ

山と道のバックパックユーザーなら選択すべき「ブレスエア」。背中に籠もる熱を大幅に解消してくれる素晴らしい機能性素材です。「MINI」との相性は抜群です。ますますこのザックが好きになって行くことになるでしょうね!