「山と道」のサコッシュを使って良かった点と残念な部分について

山と道

日本のアウトドアガレージブランドの雄「山と道」。私もバックパックの「MINI」を愛用し、最近では「THREE」も購入しました。ユーザーの立場に立った商品開発が特徴的で、大好きなブランドのひとつです。ですが、「山と道」の中でも定番とされている「サコッシュ」はイマイチ使いづらいんです。今回は良い点はもちろん取り上げ、あえて厳しい視線でサコッシュがイマイチな点についても書いてみたいと思います。

サコッシュとは?

さて、サコッシュとはどういったときに使うものなのでしょうか?

そもそもサコッシュは自転車の世界で使われたことから発祥したアイテムで、食料などの補給物を選手に渡す際に使われた「簡易型のバッグ」です。自転車乗りばかりでなく、アウトドアの世界ではザックをわざわざ下ろして荷物を出し入れする煩わしさを回避するために「2個目のバッグ」として活用することが一般的です。例えば食料やカメラ、スマートフォン、地図やコンパスなど、小物系をいれることが中心になってきます。

サコッシュを購入

「山と道」の商品はどれも、なかなか‎手に入れることが出来ません。今回購入したサコッシュは予約商品として展開されたもので、少し前に注文した商品が2ヶ月ほど待ってから商品が発送されるというシステムです。購入から少し経過して発送メールが来たころには注文したことを忘れてしまうような状況でした。

かわいいイラストのポストカードが同梱されていました。

山と道サコッシュの良かった点

実際に使ってみましたが、さすがベストセラー商品だけあって使い勝手良い部分がありました。

生地

生地の質感と耐久性はなかなか評価できるポイントではないしょうか。雨にも強い撥水性を持つファイバーマックスという生地が使われ、独特の生地感が伝わってきます。


カサカサ、シャカシャカなど幾つかの擬音語が浮かんでくるような手触り感です。

収納力

まち付きである程度の収納力を発揮してくれます。本体にもアウトポケットにもそれぞれマチがついています。あまりモノを入れすぎると重くなってしまうため注意が必要ですが、カメラ、地図、コンパス、財布、その他小物系中心に色々入れたくなるような収納サイズです。私たちそれぞれが思い浮かべる活用シーンに対し、大いに活躍してくれそうです。

扱いやすさ

ショルダーストラップの長さが調整しやすくて取り回しの快適性が素晴らしいです。ストラップとテンションロックの相性はなかなかのもので、行動中に頻繁に扱う部分としてとても安心出来ます。この辺の実用性に答えてくれる懐の深さはさすが「山と道」ですね。

山と道サコッシュの残念な点

良かった点をいくつか取り上げましたが、残念ながら良い所ばかりではありません。山と道のサコッシュにおける唯一にして最大の残念な点(欠点といっても良い)はファスナー式を採用しなかった事に尽きます。ポケットの一部分でもファスナー式を採用してくれれば次のようなウイークポイントが解消されたのに残念でなりません。

水に弱い

ファスナーもなければ、マジックテープやヒモで縛る事さえ出来無いサコッシュです。つまり開口部が常に開いている状態なのです。天気がコロコロ変わる山での行動中にはちょっとあり得ない設計ですよね。公式サイトを見るとジップロックなどで雨除けするようにと言う記載もありますが、さすがにこれはユーザーとして不満が残るポイントです。

行動中にモノが飛び出る

雨で濡れるだけならまだしも、開口部が開きっぱなしなので、ちょっとした動きの変化やアクシデントで中に入っているモノが落ちてしまったり、飛んで行ってしまったりするリスクが存在します。木の枝に引っかけたり、体勢の急な変化など、アウトドアシーンにおける突発的な何かにワイして弱いのです。常に落としてしまう不安との戦いは精神的によろしくありませんよね。

まとめ

ということで良い点、イマイチな点をまとめてみました。利用するシーンによって使える、使えないなど別れてくると思います。ご自身に会った使い方にフィットすれば「買い」、そうでなければ他社製品を選択すれば良いと思います。私はやっぱりファスナー等でキッチリと中のモノを保護したい派です。